006. ハイジーに、うるおいを。

年明けひと月で、ハイジーではいくつかのモノがこわれてます。

まず、9年以上使ってきたカラーコピー機がダメになりました。けっこうな高級機だったんですが、交換部品の製造も終わり、その在庫ももう無し。
壊れ方が面白くて、“電源をつけてから約20分だけ使用できる”という、ちょっと持ちのいいウルトラマンな状態(使えなくなるとカラータイマーの代わりにピーピー鳴ってくれます)。

そして、この寒いなかエアコンがダメになりました。以前からよく動かなくなっていたのですが、屋上の室外機部分からガスが漏れているらしく、もう限界のようです。

そんな中、加湿器がハイジーにやってきました(女性スタッフがいるのに、今まで置いてなかったのです…)。うるおいパワーで、この冬をなんとかのりこえていきます!

005. 年賀状メイキング

あけましておめでとうございます。年明け最初は、今年も年賀状のメイキングから。

今回はドローン(無人ヘリ)による空撮!これにつきます。昨今、映画を観ていても、テレビでイッテQを見ていても、いたるところでドローンで空撮した映像を目にします。単純に「うちの年賀状もドローンで撮影したい」と、ずっと思ってはいたのですが、11月の末、いつもお世話になっている美保スタジオさんがドローンを購入されるという話を聞き、無理矢理テストを兼ねてご協力いただいた次第です。なんという幸運(ありがとうございます)。[ドローンを使った空撮のご依頼は美保スタジオさんまで!:宣伝です。]

急遽ロケ地に選んだのは、りんくう・マーブルビーチ。浜辺に大理石の白い小石が敷き詰められており、なんとも不思議な雰囲気。

ここに自分たちが寝転がって、俯瞰からドローンで撮影しました。紙の年賀状はもちろん、ムービーも一切“合成なし”。ラストのぼくたちがだんだん小さくなっていくカットは、ドローンがどんどん上昇していっている動画の一発撮りなのです。どこまで引いても小石ばかりのおもしろいカットになりました。

いつものように、あまり企画はたてず、「こんなのが面白いんじゃないか」とその場でカットを決めて撮影したものですから、後が大変。年賀状はすぐ決まって印刷にかけたのですが、空撮以外のムービーは後づけで考えて、12月下旬に事務所で撮影したのでした…。

ここでは、ドローン撮影の様子を撮影したものを簡単にメイキングムービーにしてみたので興味があるかたはご覧ください。使用しなかった空撮動画(なんかプロモーションビデオみたいになったので…)もあわせてどうぞ。一番楽しそうなのは美保スタジオ・宮西氏。

〈↓年賀状メイキングムービー〉

本編ムービーをまだご覧になっていない方はこちらから。
過去の年賀状はこちらから。

004. 新しいカメラ

久しぶりに新しいカメラを買ってしまいました。

カメラって自分にしっくりくるかどうかが重要で、撮れる画はもちろん、デザインや質感、そしてなにより創られたその思想に共感できるかどうかで自分との相性が決まる。カメラが届いてみて、実際相性がいいのかどうかを確かめるように、こわごわと使い始めてみました。

まずは事務所から見える景色をパチリと一枚。

003. ガルシア=マルケス

作家ガルシア=マルケスが亡くなりました。

代表作『百年の孤独』は、ぼくにとって特別な一冊。これを読み、“神話構造を利用した構造主義的な作品がある”ということを強く意識するようになりました。

物語の中の登場人物による個別のさまざまな出来事がおこっているように思えても、実は無意識のうちに人々が求めている世の中の“構造”にしたがって、延々と同じような物語が繰り返されている。淘汰され、人が求めたものだけが神話として世界各地に残っている―。

父殺しで有名な「オイディプス王」の神話は、政権交代を望む民衆の欲望のあらわれであり、そんな神話構造を学んで成功したのがジョージ・ルーカスの「スターウォーズ」なのは有名な話。アンゲロプロスの映画「旅芸人の記録」や、鳥山明の「ドラゴンボール」、橋田壽賀子の「渡る世間は鬼ばかり」なんかも(意図したかどうかはわかりませんが…)同じく“構造”を利用した作品でしょう。

『百年の孤独』では、架空の村マコンドの100年にわたる盛衰が描かれており、登場人物が同じ名前ばかり(←これが上手い)なのもあいまって、同じようなことの繰り返し。読み終えたときは100年分全部まとめて融け合ってひとつになったような、終了と同時に細部が消えてなくなるような、不思議な感覚。ここちよい疲労感が味わえる。

これから書店ではガルシア=マルケス追悼コーナーができるでしょうから、これをきっかけにハマっていく人も増えるのではないでしょうか。幸い他にも名作がたくさんある作家なので、これから未読の作品をゆっくり楽しませてもらおうと思います。

002. 新しい名刺

名刺を新しくしました。おもいきって活版印刷。

とうぜんオフセット印刷とはくらべられないくらい印刷費がかかるので、片面・1色。うっかり両面活版になんかしてしまうと、名刺一枚につき缶コーヒーが買えてしまうことになります。

いままでのハイジーの名刺は両面使っていたので片面に名前だけを縦書きでえらそうに入れていましたが、そんなインパクトはもうなし。“シンプル&見やすい”だけを考慮しました。

しかし、こんなにシンプルなのに、デザインにはかなり悩んでしまった。普段クライアントにはすぱっと提案させていただいているくせに、いざ自分の印刷物となるとウジウジ考えてしまうものです。